長崎製菓のカステラ製造行程

雲仙のふもとで大切に育てられた新鮮な卵を、割るところからカステラ作りはスタートします。カステラの命とも言うべき卵は、もっこりと盛り上がったものを使用します。次に定温倉庫で保管した最高級の小麦粉と砂糖を加え、ミキサーで混ぜ合わせていきます。

カステラ作りに最適な状態にして、ザラメ糖をしいた専用の木枠に流し込みます。約180度から200度のトンネル釜で両面をじっくりと焼き上げていきます。その途中に、熟練された職人による泡きりという工程を踏んで、きめの細やかな生地を形成します。

キツネ色に焼きあがったカステラは保管庫にて一昼夜、寝かしをおこない、余熱をとっていきます。その後、専用のカットラインで食べやすい10切れカットに切り分けられたカステラは、金属探知機を通過して、丁寧に包装されます。

きれいに包装されたカステラは、賞味期限をラベリングされて、丁寧に出荷されていきます。